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ながら族のアフリカ事情

携帯電話でずーっと話しをしながら買い物する日本人女性のお話しをしましたが、
皆様からコメントをいただきながら、ふと思った のです。

2つ以上の物事を同時に行うことって、
もしかしたら日本人、いや、アジア特有の文化? 
 

携帯電話で話しをしながら買物したり、

お湯をわかしながら、卵焼きを作ったり、

自転車に乗りながら携帯メールを打ったり。(これにはうちの嫁さんびっくり)

アフリカ人のみなさまは、
どうもわれわれ日本人のように2つ以上のことを
同時に行うということは苦手なようなのです。

食事を作る当家のアフリカ人を見てみましょう。

メニューは、スパゲッティーミートソースとサラダとスープ。

こういう具合になります。

1.サラダを作る。

2.ミートソースの具を作る 

3.パスタを茹でる

4.スープを作る

5.出来あがったものを皿にサーブして出す

一つ一つの作業を丁寧に独立して行うので

出来あがるまで、2時間ぐらいでしょうか・・・

「アフリカ人は急がない」 そんな標語がうちでは存在します。

せめて2と3のパスタを茹でるのとミートソースを作るぐらいは、

一緒に出来ないものだろうか・・・

そう言うと、
嫁さんもパスタを茹でながらミートソースぐらいはとトライしてみるのですが、
しばらくすると眉間にしわを寄せ、混乱した表情になります。
集中出来ない!
いつの間にか進行は一つになっています。

ほら、こうやって茹でながらフライパンで炒めればいいでしょ♪ などと近寄ると
うるさい!!黙ってて!

早く食べたいんですが・・・

2つ以上のものを一緒に出来るのに、
しないで余計に時間がかかると、どこか損をした気になりませんか?

逆に同時進行する事柄を3つ、4つと増やしていって
やり遂げた時にはどこか得したような、達成感のようなものさえ覚えます。

日本人だけではなく、アジア系全般に
この傾向が見られるような気がします。


ケニアで仕事をしていた時のこと。

ケニア人のスタッフがデータをCDに焼いています。

1枚のCDに焼くのに10分はかかるので、
その間完全に手が空くのですが、
彼等は皆共通して、その間他のことをすることもなく、
じっと進行中の画面に見入っている ということに気がついたことがあります。

同僚の日本人は、見ていてそれが耐えられないようで、

「CD焼いている間に資料に目を通かすとか、書類を片付けるとかしろ」というのですが、

上司にそう言われたケニア人スタッフは、
おろおろとしながらパソコンの画面を見たり机の上を片づけたりしながら、
その動作のぎこちないこと!

そしてやはり2つのことを同時にすると、
いつの間にか片方がおざなりになってしまうようです。

彼の上司が部屋を出た時に
「2つのことを一緒にするって、やっぱ難しい?」
と同情をこめて聞くと「へへ」と苦笑い。

みその料理人
↑ ナイロビの日本レストラン「みその」のケニア人鉄板焼き料理人
  仕事柄、彼は一度に4つ5つのことを進行させています。 やれば出来る(?)!

では、彼等は「ながら」行動 をしないのかと言えば、
そんなことはありません。

向こうの家庭ではテレビは見ない時でもずーっと点けっぱなし。
それもテレビのスピーカーが割れるような爆音で・・・

ラジオを聞きながらテレビを見る(!)という方もいらっしゃると聞きました。

日本のように 「テレビを見ながらごはんを食べるな!」といった
“ながら”行動を咎める習慣はほぼ存在しない模様。

ケニアの家庭では子供はだいたい
点けっぱなしの爆音テレビの前に座って宿題 をしています。

所変われば物事変わるもんだと、改めて日本との違いを認識。

そんな違いを笑って受け入れられる、器の大きい人間 にならないとなーと
なかなか出来上がってこない当家の夕食を待ちながら思うのでした。

それにしても、腹・・へった。



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No title

お久しぶりです。

確かに、うちの旦那も料理をする時、同じような行動をとっています。笑
まず、ラムのシチューを作って、それが煮込み終わったら、カチュンバリを作り、それが出来たらセモリナの用意・・・という感じ。シチューを煮込んでる間に全部出来てしまうと思うんですけどねー笑。なのでやたら時間がかかります。なぜか彼は煮込んでいる間にTVなどを見たりして、余裕な感じが伺えます。。。アフリカン料理をする時は彼が自分で自分のために作っているので、急いで!っとは思っていないみたいです。私はウガリがどうも苦手で・・・。チャパティやビリヤニetcは好きなんですけどね~。

Re: No title


レイラ さん

久しぶりのコメントありがとうございます。
やはり、そうですか!
われわれ日本人はどこか多忙症というか
なんで2つのことを・・・と、どこなもったいなく思ってしまうのですが、
逆にその方がレアなのかもしれませんね。

当方もウガリはあまり好きではありません。
7年住んで、やっと最後の方になって
ケニア式のティラピアの丸揚げだけはウガリが合うかな、
と思えるようになったぐらいです。

こういう好みもやっぱり日本人同士だと似てるんですねー

でも、そうやって食事を作られるご主人は凄い!
ラムのシチューにカチュンバリとセモリナとは、匠の域に達しているかと思います。
普通ケニア人男性ってほとんど食事を作らないですから。
「ぼくにはワイフがいる」とか言って。





No title

おひさしぶりです!
わが家の場合も同じく!です。

確かに言われてみれば、そのようにしているような気がします。
そして、難点がもう一点。
料理好きな主人で、気が向くとよく料理を作ってくれるのですが、シチュウを煮込みだすと8割の確率で煮込んでいることを忘れてしまうという事態が勃発します。
(原因は、友人との電話でのおしゃべりメインですけれども)

主人の影響か、私も最近同時進行が苦手になってきました(笑)

Re: No title

Chimoh さん

お久しぶりです、コメントありがとうございます。

Chimohさんのところもそうですか!
煮込み料理を忘れるのは、実はわたくしよくやってしまいます。
何度かケニアで鍋が真っ黒になるまで燃やし続けてしまい、危なかったです。
弱火で長時間の場合が特に危ないですね。

しかし皆さん、旦那さんが料理されるという方多いですね。
アフリカ男性は料理をあまりしないというのが現地のイメージなのですが。

火の元にはご注意を!


管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

Re: No title

Norma Norma さん

今晩は。

そうなんですよ、次回向こうに行かれる際には
レストランで一度にいくつも注文してみてください。
ビールと、あ、ビールはとっても冷えたの、Appetizerと、あ、出来れば今日のお薦めも、
あと水と紙ナプキンを。それから水のグラスも別に下さい。と

絶対混乱するかと思います。
ただ、ムパタのウエイターとかになってくるとケニア最高峰レベルなので
もしかしたら大丈夫かもしれません。

ケニアハウスさん良かったです。
いつか訪問するのを楽しみにしています。

それにしても日本は蒸しますねー、夜は無風になることも多く、
既に嫁さん大分参ってます。当方も体調が・・
まだまだ夏はこれからなのに。

ケニアの乾燥した空気と、あの風が懐かしいです。

面白いですね。
“ながら”が定着しなかった理由。
まず一つは必要が無かった。
何事もシンプルで、むしろ持て余していたかも知れませんね。
もう一つは集中力の問題じゃ無いかと思います。
有無では無くて性質。
猫科の動物が獲物に集中する余りに自らの置かれた状況が全く見え無くなる。
これに似ている気がします。
日本人は基本的に凝り性です。だから同時に複数の作業を並行して行わないといけない様に自らを追い込んで行った結果かも知れません。
或いは草食動物系の集中力を元来持っているのかも知れません。
食事中も就寝中も常に外敵に気を配る。
“ながら”の原点なのかも知れません。
徹頭徹尾憶測だけでのレス、随分可笑しな代物になってしまいました。
それではこれで失礼致します。

Re: タイトルなし


スタブロフ さん

考察ありがとうございます。

長年にわたる経験や考え方の蓄積によってそうなったのか、
それとも、もともとそういう人種というか生き物なのか。

複数をこなすことに快感まで覚えてしまう感覚からいって、
かなり深いところまでわれわれの遺伝子に入っているような気がします。
逆にアフリカの皆さんが共通して
複数作業を行わないというのも、これまた深い何かがあるように感じます。

では、
例えば日本人とアフリカ人のハーフの場合は
この複数作業に関してはどうなるのでしょう・・・
父方、母方と、より似た方向にいくのでしょうかね。

探究してみると面白そうなトピックが見つかりました。




BED PAN

そういえば、ある日、じじばば病棟で、「う*ち」がしたくて便器をリクエストした患者に、便器を与えたアフリカ人の(どこの国か忘れた)看護助手。

カーテンをさっと引いて、出てきた後、カーテンに向かって両手を体の前で組んで、じっと立っています。じっとして動きません。 
......。
まだ動きません。

私、思わず「何してるの?」
「終わるの待ってるの。」
ナースコール渡して、ほかの仕事せい!

そうかといえば、ある日、私はそんなに忙しくなくて、もうちょっとしたら、ベッドメーキング手伝ってあげるよ、と、同僚につたえました。自分の仕事を終えて、同僚の受け持つ部屋に行ったら、なんと、彼女、ベッドの横で座っているじゃあないですか。

私「何しているの?」
彼女「ベッド二人で作ったほうが早いでしょ。ゆみが来るの、待ってたの。」
私「...(お前が先にやり始めていればもっと早く済むわい)」

もう、最近は、あきらめムードです。

Re: BED PAN


YUMI さん

ははは!分かります!

仕事だとほんと、

「こいつらー!」って首を絞めたくなる時多いですよね。

でもこういうのって、喉元過ぎれば何とやらのようで、
当方も昔ずいぶん怒りまくったわりには
今では、あの世界が懐かしく感じられます。
みんながきっちりきちきちの日本では
アフリカ人化した自分が今度は肩身が狭かったり。

「頼む、もう怒らないから、戻してくれ・・・あのポレポレの世界に」

そんな気持ちです。
プロフィール

コジャック

Author:コジャック
在米14年、在アフリカ7年。
2009年夏に帰国し、
アフリカ人の妻と東京在住。

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