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アフリカで焼肉を食べる 2

ナイロビ郊外、ダゴレッティー地区にある
ニャマチョマ屋さんにやってきました。

ダゴレッティーは下町情緒あふれるキクユ族の町です。
ナイロビ中心街から車で30分くらいの場所にあります。

ナイロビで消費される肉の多くがここダゴレッティーのと殺所で
処理されることから、新鮮な肉を出すニャマ・チョマ屋が多いことで有名です。

今日は知り合いのケニア人、56歳の紳士Mさんに連れてきてもらいました。

Mさんには仕事を依頼していたので、そのお礼にと
「いつか美味しいニャマチョマ屋にあなたをお連れしたい」
と前々から言われていたのです。

「世話になったんで、肉をおごらせてくれ」

”お礼は肉で”、アフリカっぽいカスタムで好きです。

焼肉はケニア人にとって一番のご馳走。
金さえあれば毎日でも肉だけ食べていたいのが彼等の心境。

しかしアフリカ人といえども、肉ばかりを食べ過ぎていると、やはり健康を崩すようです。

裕福なケニア人の間では、
肉の食べ過ぎが原因で別名“ニャマチョマ病”とも呼ばれる病気、
”通風”にかかる人が多いそうです。

じつはMさんも焼肉の食べすぎで通風になった一人で、
時々片足を引きずるようにして歩かれます。

その姿を見ると、
一緒に肉を食べにいくのがはばかられるような気もしまたが、
本人いわく「それでも肉はやめられない」 そうなのでついてきました。

店に到着。

アフリカの焼肉はまず肉選びから です。

レストランの入り口には一頭から2頭分の肉が吊るされています。

客は部位と重さを言って、欲しい部分を指差して注文します。

「そこのリブ部分2キロと、あっちの足を1キロね。

いや、リブはそっちに吊り下がったやつを」

お店の人は注文を聞くと吊るされた肉塊を外して
丸太の椅子のようなまな板の上に載せ注文の重さになるよう、

ナイフで豪快にぶった切っていきます。

縮小 ぶった切る

バシッ、バシッ、 

ぶった切った勢いで、肉片がそこいら中に飛び散ります。

ビー玉サイズの赤い肉の破片がこちらに飛んできて、

ビシッ と自分の顔にあたります。  「・・・・」 

ワイルド、そしてスローなのがアフリカの焼肉です。

注文してから肉が焼きあがるまで、

だいたい1時間ぐらいでしょうか。

調理場に入らせてもらい、実際に肉を焼いているところを見せてもらいました。

縮小 肉を焼く

見てみて納得。

大きな塊をそのまま下から炭であぶるシンプルな調理法。
これなら焼き上がるまで1時間かかるのも無理はないです。

店の外に設置されたビリヤード場でゲームをしながら気長に待つこととしました。

ゲームをしていると
1枚の紙を持った女の子がやってきました。

鼻を垂らして貧しそうです。

何か書かれた紙を手渡してきます。

縮小 女の子

紙を見るとタイトル部分に

孤児院を運営するための寄付を募っています。
募金をお願いいたします。


と書かれてあり、

下には寄付した人たちの名前と額が手書きで記載されています。

4/12 ジョセフ・ムワンギ    100シル
4/12 マイケル・ムゴ       20シル
4/12 チャールズ・オティエノ   70シル


これ、ケニアで有名なハランベーと言います。

何かを行うのにお金が足りない時に
皆でお金を出し合って実現させましょうという、
募金システムです。

この女の子が持ってきたように、
紙にハランベーの内容を書いて、寄付を募る方法もあれば、
イベントのようなものを開催して寄付を募ることもあります。

お金がないケニア人は従来ハランベーを通して助け合うことで
一人や二人では実現できないようなことを達成してきました。

ケニアが生んだ素晴らしいシステムです。

以前ケニア人の同僚が20人近くいた頃は
毎週のようにハランベーの紙が廻ってきていました。

自分が通う教会関係の費用や親類の学費補助といったものが多かったです。

寄付する額は一口せいぜい2,000円程度なので、
現地の人たちへの感謝料だと思って最初は快く対応していました。

しかし、しばらくすると頻度の多さに閉口してきたことと、
? という内容のハランベーも廻ってきていることに気がつきました。

自分が通う教会の牧師さんが隣の国で行われるセミナーに参加する旅費とか、
(何のセミナーだか忘れましたが、毎年行っていると聞きました)

遠い親戚が結婚するのでそのプレゼント費用とか、

・・・ それって同僚から寄付を募ってすることか?

ていうか本当に”必要” なものか?

牧師さん、

隣の国で実施されるセミナーの参加、資金が足りないようであれば

今年は別に見送ってもいいんじゃないでしょうか。(それとも毎年寄付で行っているのか・・・。)

親類への結婚プレゼント、

自分らで出せる額のプレゼントを買って、お渡しすればいいんじゃないでしょうか。

日本人的感覚なのかもしれませんが・・・そう思ってしまします。

そんな経験から、ハランベーの紙を渡されると、
当方、内容を吟味する意地悪な癖がついてしまいました。
現地の人たちは別に出さなくてもいいんだとはいいますが。

中には偽造ハランベーを実施して、
自分の懐にお金を入れる為に寄付を募るという、
けしからん輩もいるらしいので
失礼にならない程度に内容確認させてもらってます。

もちろん確認するのは出すことを前提とした場合に限ってです。

それにしても、

女の子が差し出してきた紙に書かれた3名の寄付者の名前と金額の文字、

同じペン、同じ筆跡で書かれたようにしか
見えないんですけど・・・・。


(紙には寄付した際に本人が名前と額を書き込むので、筆跡は一人一人違うはずです。)

気のせい・・・?

少女に突っ込んでもしょうがないし、この子が貧しいことだけは確かか・・・。

「このお金は君にだからね、君がキープして」

そう言って100シル札(約120円)を手渡します。

女の子は嬉しそうに受け取って、お札を手に握ったまま
すぐさまレストランの出口へと走っていきます。

そこには数人の年長の子供たちが彼女を待っていました。 

あの100シル札を女の子が自分用にキープする確立は・・・少なさそうです。


ビリヤードをしながら待つこと45分。

肉が焼き上がりました。

席を立って手を洗いにいきます。

食事は手で食べるので、食事の前にはこうやって手を洗うのが習慣です。

このブリキで出来たタンク、
手洗いタンクとしてよく見かけるタイプです。

屋外で食べるニャマチョマと言えば、
このブリキ水タンクを使っての手洗いが定番。

縮小 手を洗う

さあ、席について肉を食べましょうか。

調理人が焼けた肉をまな板の上に載せ、テーブルまで運んできました。
ナイフで塊肉をスライスしていきます。

縮小 シェフ肉切る

スライスされた肉を手に取り、まな板の端っこに盛られた塩につけてから口へ運びます。

味付けは食べる直前につける、この塩だけです。

「タム・サーナ!」(美味しい!)3人でうなずき合います。

今日のはちょうどいい加減に焼けていて脂身の部分もジューシーな感じです。

お腹がすいていたこともあり、

われわれ3人は調理人が肉を切るはしから素早く片付け、

一欠けらも残すことなく食べ尽くしました。

注文して食べ終わって、席を立つまで、ちょうど1時間半。


客の中でも最も早いグループでした。

アフリカの週末、

ゆっくりと時が流れていきます。



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No title

コジャック様
ご返答有難うございます。 決まりましたら即刻連絡をさせて頂きます。 その時は宜しく対応願います。 中村。

Re: No title

中村 様
ご連絡お待ちしております。 KJK

Re: No title

中村 様

その後の来ケ予定はいかがでしょうか。 
当方の6月末~ケニア不在の予定が少々延びて
7月末~ケニア不在となりました。
ついては当方7月上旬くらいまでアテンド対応可能となりましたので
取り急ぎご連絡させていただきました。  
よろしくお願いいたします。  KJK

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Re: No title


中村 様

追伸です。

お気遣いいただきありがとうございます。
こんな話聞くと肉大丈夫か?と確かに思われるかと・・・。

ローカル中級以下は避けて、(それが美味しかったりするんですが・・・)
絶対大丈夫スポットのみで食事はアレンジするようにいたします。

プロフィール

コジャック

Author:コジャック
在米14年、在アフリカ7年。
2009年夏に帰国し、
アフリカ人の妻と東京在住。

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