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東アフリカ食文化事情

イギリスの植民地だった東アフリカの国々では食文化もイギリスの影響が強く、
首都ナイロビの町にはイギリス式にフィッシュ&チップス(揚げた魚とフライド・ポテト)
を出すレストランが数多くあります。
チップスはケニア人に最も親しまれている外食ランチメニューかもしれません。

チップスとは日本のマックなんかではフライド・ポテトと呼ばれるもので
イギリス英語での呼びかたです。
ちなみにアメリカではフレンチ・フライ
もしくは簡潔にフライと呼びます。
国によって微妙に呼びかたが違うのが、非常に紛らわしい!

チップスという呼びかたは当方ケニアに来るまであまり親しみのなかった言葉で、
英語になるとオーダーの際なかなか“チップス“という呼び名が思い浮かばず・・・・
ほぼ自動的に「フレンチ・フライ French Fry を下さい」 とオーダーしてしまい
「?」という顔をされます。

ただケニアでは置いてある品数が絶対的に少ないこともあり、
すぐに「チップスのこと?」と理解してくれます。

↓ティラピアというビクトリア湖で取れた魚のフライとチップスを出す店。
ティらピア

日本でも一緒。
やはり日本のマックで呼ばれる“フライド・ポテト”という呼び名が思い浮かばない・・・。

「てりやきバーガーをフレンチ・フライ と一緒に 」と注文すると、レジのお姉さんに

「大変申し訳ございませんが、
当店にはそういったものは置いておりません。」


と丁重に断られ・・・、(断られてどうする!)

必死にお姉さんの背後に掲げられた大きなメニューから名前を探して、
「おお、フライドポテトだった」と言い直すのです・・・。

紛らわしいと思いませんか!? 当方だけでしょうか・・・。

さてそのチップス。

日本やアメリカのハンバーガー屋さんなんかで食べるときは、
サンドウィッチとかハンバーガーにチップスを付けるという組み合わせで食べますが、
単独で“チップス”のみを食べるのがケニア人スタイルです。

経済的事情から(一皿30円位~と、とにかく安い!)というのもあるかとは思うのですが
「それが好き」という人が多く、驚かされます。
前にも書きましたが人によっては豪華な中華料理より1皿50円のチップスの方を
好むという感覚です。

当方も何度かチップスだけの食事というのをケニア人に混じって試したことがありますが、
何か物足りない感じで・・・不思議な満腹感でした
例えれるとすれば・・・ごはんだけ食べた食事とか、お菓子で食事を済ませたような・・・。

イギリス人が東アフリカに持ってきたものとして英語、キリスト教・・・そしてあとはチップス、
という話を聞いて、妙に納得した記憶があります。

ケニアのお昼時には持ち帰りのチップスとふりかけられたケチャップが放つ
独特な甘酸っぱい匂いが、お店やオフィス、学校、はてはバスの中まで・・・
あらゆるところから漂ってきます。
チップスの食事はケニアに浸透しています。

では東アフリカの伝統的な料理とはどうゆうものかと言うと、
ケニアではウガリというとうもろこしの粉を轢いた“もち”状の主食にチキンやビーフのシチュー、スクマと呼ばれる緑の野菜やほうれんそう、もしくはギゼリと呼ばれる、白とうもろこしと赤豆を煮たもの。

↓典型的なケニア料理。
  ウガリ(白いの)、ビーフシチュー(グリーンピース入り)、
  スクマウィキ(日本はケールと呼ばれる野菜)、手で食べます。
ケニア食

ウガンダに行っても基本的には上の写真のようなアフリカ料理ではあるんですが、
主食がマトケというバナナを蒸したものに代わる他、(色が白から黄色に変わる)
油を使った料理が多いケニアと比べ、煮たり蒸したりする料理が多くなり、
食べる野菜の種類なんかも微妙に違ってきたりします。

これらの伝統料理と一緒に普通に登場してくるのがチップスです。
日本でもハンバーグやカレーなんかの外来メニュ-がほぼ日本食としても定着し、
家庭の食卓に普通に登場してくるのと同じような位置づけでしょうか。

カレーと言えばインド料理。

ケニアはインドの食文化の影響も強く受けています。

19世紀にアフリカの植民地化が進み、鉄道建設時に労働力としてやって来たインド系の移民は
その後もケニアに定住しています。
ケニアのビジネスの多くは商売上手なインド人によって運営されています。

ケニア人が毎日飲むミルクティーはインドと同じように‘チャイ’と呼ばれ、ひき肉やジャガイモを小麦粉の皮で包んで揚げる‘サモサ’など、インドでの名前そのままでケニアに定着しています。

サモサはインドで見るのとほぼ同じですが、ケニアのチャイは紅茶の葉が弱め(薄め)なのが特徴です。

スパイスが効いた料理があまり好きではないケニア人の嗜好からか日本のようにカレーが広まることはなかったようですが、チャイとサモサはチップスのように定番メニューとして確立されています。

↓典型的なナイロビのファーストフード屋。チップスとサモサが載ってます。
  BHAJIA バジアというのはインド風のチップス。小判型にじゃがいもを切ったのを揚げています。
チップス看板

チップスのように古くから文化に取り入れられた食事の他、ピザやハンバーガーといった
欧米式のファーストフードもケニアでは定着してきています。
しかし不思議とマクドナルドやピザ・ハットといった海外からの大手チェーン店は
東アフリカには一切進出してきていません。

聞いたところによると、
ピザハット、マクドナルドなどの大手チェーンが約10年ほど前
アフリカ進出を念頭にマ-ケティング調査を行った結果、
大衆層の収入の低さと、治安の悪さが理由で
どこも進出を諦めたとのこと・・・。

ナイロビやカンパラにあるファーストフードのチェーン店は
東アフリカをベースにしたインド人経営の店が多く、
日本人が聞いたこともないようなチェーン店です。

↓ナイロビ市内ビジネス街にあるファーストフード店、Pizza Inn=ピザ屋 
  Chicken Inn=フライド・チキン屋 と東アフリカのみで見るチェーン店です。
ピザイン

このピザ・インでピザを食べていた際に、発見。
店に客で来ている人々はケニアでも少し裕福な層の人たちなんですが、
太った人の割合が異常に多い。
そして その太り方が欧米っぽい!

アメリカ式ファースト・フードの効果・・・なんでしょうか?
ただ単に裕福な層だからでしょうか?

都市部における現代的生活を象徴するともいえる独特の太りかた・・・。
当方がニューヨークに暮らしていたときによく見かけたジャイアント黒人ママを思い出しました。

アメリカでは白人でも同じように太った方々が多くいらっしゃるんですが、
太り方が尋常じゃないというか、不健康というか、
ファースト・フード肥満とでも呼んだらいいんでしょうか、
「よくそのサイズのずぼんがありましたね」と驚嘆してしまうような共通した太り方です。

ピザ屋で見かけたケニア人裕福層は、そこまではいかないものの、
その予備軍といった雰囲気でした。

アフリカでは太っていることは 「富の象徴で喜ばしいこと」 だと歓迎する文化がありますが、
やはり肥満は健康の敵、
ナイロビの高級住宅地では週末になるとジャージ姿でウォーキングなどの運動に励む
ケニア人の姿を見かけます。
男性は共通して「妊娠何ヶ月?」と言うような、ぽっこりと突き出た腹をしています。
原因は大量のニャマ・チョマ(焼肉)とビールだと言われています。

欧米式の物やライフ・スタイルが積極的に取り入れられる東アフリカの国々、
豊かになればなるほど食生活も欧米式になっていき、ファースト・フード店で見かけるような、
ぽっちゃりタイプが増えていくのではないでしょうか。


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Re: No title

きっとケニアに暮らしてみたら、「楽しい」と思われるではないかと思います。

もちろん日本の常識とは違う価値観があって、当方がこのブログに書いているような
珍事件には遭遇するでしょうが、基本的に皆明るくて、我々日本人のような外国人に対して
「Karibu KENYA ケニアへようこそ」 という暖かさを持って接してくれるので
全体的に見るとやっぱりケニア住みやすいなと感じること多いです。

旅行で海外色々なところ行かれていらしゃるみたいなので、全く無理なくケニア生活に入れるように
思います。言語も英語でのコミュニケーションがある程度出来れば問題ありません、当方も7年も住んでいるのにスワヒリ語はまだ全然だめです・・・。

コメントいつもありがとうございます!

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Re: No title

当方の方では出来るので、やっておきました。
間違えて直せないのって・・・困りますもんね。
プロフィール

コジャック

Author:コジャック
在米14年、在アフリカ7年。
2009年夏に帰国し、
アフリカ人の妻と東京在住。

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