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凄いぜ日本!アクロバティック駅員さん 解決編

帰国2日目、到着早々山手線の網棚に貴重品のバッグを置き忘れてしまい
自分のバカさ加減に、一挙にテンションダウンした当方・・・
「戻ろう」
次に停まった駅で即座に電車を降りて新宿へと引き返すことにしました。
わくわく・るんるんだったサクラ色日本の風景が、とたんに無機質で灰色な世界に見えてきます。

極端と言えば、極端ですが・・・
現実の景色も、思い方次第でこうも変わるんだと、今更ながら実感させていただきました。

新宿に到着。

山の手線を降りたホームへと戻り、駅員さんに聞いてみたところ、
「ホームの先に事務所がありますんで」と言われ、ホームの先へ。

↓ 駅事務所

駅事務室

そう言えばあったなあ、こういう事務所。

遠い昔、やはり忘れものだか、落し物で当方お世話になったような記憶があります。
こういうところは大人になっても、海外で長い間暮らしてみても、
あまり変わってないのかもしれません。(汗)

事務所の中へ入り、状況を説明すると駅員さんは慣れた様子で
システマチックに状況を確認してきます。

1. バックの外見は?
2. バックの中には何が入っていましたか?
3. どのあたりの車両に乗っていましたか?
4. 何時、新宿駅に下車しましたか?

ご存じの通り山の手線は円を描いて回る路線。
バックを紛失した電車は円のどこかを走っているはず。

当方がバックパックを忘れたまま駅を降り、
気がついて戻ってきてから約45分程が経過しているかと思われます。
記憶を頼りに、質問に答えていきます。

そう言えば品川から最初に乗った電車は大崎停まりの電車だったので、
一度大崎で降り、それから新宿行きに乗りなおしました。

そしてバックパックを忘れたのは、大崎から乗りなおした電車だと思われます。
これが不幸中の幸いでした! 

大崎停まりの電車は1時間に1本しか走っていないことから、
おそらくこれだろうと乗り換えた電車を断定する駅員さん。

時計と時刻表を照らし合わせながら
「この電車、あと20分で品川駅に着くんで停車中に車両を確認してもらいましょう。
停車時間は40秒なんで、見つけ易いように乗っていた車両を確認させていただきたいんですが。」
と言い、我々が乗っていた車両を断定する作業に入った。

駅員さんはホームの地図を取り出し、机に広げ、このホームには階段が5つある旨説明してくれる。
「山手線を降りてから中央線に乗るのに階段を下りてどちら側に歩いたか憶えていますか?」

記憶をたどってみると、大きな階段を下りた後、
左に行って中央線のホームへ行った記憶があります。

その旨説明すると、
それが5つある階段のうちの”中央東階段”であることが判明しました。

さあ、あとはその電車が品川駅に到着次第、確認を行うだけです。

駅員さん、電話で品川駅に連絡を取り、今しがた確認した情報を伝えています。

↓ 新宿駅 山手線ホーム 駅事務所内部

事務室室内

「少しだけ待ってくださいね。」

確認作業を行ってくれていた駅員さんは旗を持ってホームに出ていく。
ホームに入ってくる電車の誘導をしながら、こんな紛失対応もするなんて・・・
さすが日本だ・・・アフリカでは考えられん・・・。

しばらくすると、事務所の電話が鳴りました。

「あ、そうですか、わかりました。」 

別の駅員さんが電話を取って答えた後、顔をあげて当方にこう言いました。

見つかったそうです。どうされますか?品川まで行かれますか?
それとも新宿まで持ってこられるのを待ちますか?」

やった!!!! すぐに取り戻したかったので、もちろん
「あ、品川まで取りにいきます!!!ありがとうございます。」
と満面の笑みで答える当方。

目の前に広がる風景は灰色から一挙にもとのサクラ色を通り越し、派手な薔薇色に ! 
だから極端なんだって・・・!!

それにしても、よかった!! 
当方の嫁さんはまず、駅員さんの論理的に問題をひも解いていく一連のプロセスに感動。
結果、すぐにバッグは見つかっている。
これって途上国から来た人々から見ると、まさにアクロバットだぜ!

日本の犯罪検挙率が非常に高いことが分かったかと思う。
こうやってひとつひとつ問題を解いていく作業って・・・
日本じゃ普通だけど、ある意味凄いことかもしれない。

そして駅員さんに袖の下なんかも渡すことなく、普通に返してもらえるという事実
中身にいくら大金が入っていても駅員さんに救出された後は
盗られることはないという状況は、
(そう、ケニアだったら例え紛失物が救出されたとしても、
救出した人に持ってかれる可能性が最も高い)
嫁さんも知ってはいたが
実際この超クリーンな世界を目の当たりにして、感心していた。

「彼らは絶対に盗らない・・・」と。

そういう自分も、この時は大事な貴重品が救出されたということで
興奮したこともあるが・・・改めて日本の凄さに感動した。

いやー駅員さん、地味な感じで働いててるけど、
凄いぜ貴方がた・・・。


丁重にお礼を言って、荷物を取りに品川駅へ。

もちろんバッグの中身も、そのまま戻ってきましたよ!!

この事案を 「日本が当方を歓迎している」 と解釈する当方は
虫が良すぎでしょうか?

とにかく優秀な駅員さんと、レベルの高い仕事のスタイルに感謝です。

「それより、あなたがしっかりしなきゃ!」という声にはとりあえず耳を塞いでおきましょう・・・

ありがと、ニッポン!


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Re: No title

取り急ぎ削除しました。
やっぱ日本人の仕事って凄いっすね、とか言って当方も日本人・・・

ありがとうございます!

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Re: No title


うれしいコメント+貴重なアドバイスありがとうございます。

尊敬なんて・・・大したことしてないんでお恥ずかしい限りです。
何事もポレポレでやっております(笑)

当方もゆくゆくはケニアでと思っております。
日本もいいですけど、
アフリカ暮らしで感じる解放感は何か別物で魅力的です。

早く家族みなさん一緒にタンザニアで暮らせるといいですね!

ケニア人は東京に結構いらっしゃるみたいで、
嫁は早くも知り合いになったケニア人とキクユ語で長電話を始めております。

プロフィール

コジャック

Author:コジャック
在米14年、在アフリカ7年。
2009年夏に帰国し、
アフリカ人の妻と東京在住。

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